ドメインを取得する際、候補を絞り込むのに苦労したことはないでしょうか。
.comにするか.jpにするか、はたまた.ioや.devか- 候補 A、B、C のどれが一番しっくりくるか
- ハイフン(
-)を入れるかどうか - せっかくなのでドメインハックを試みるか
こうした選択肢が重なれば重なるほど、なかなか決断できないものです。
また、一度取得してしまうと後から変えにくいことも、悩みを深める要因のひとつです。 URL が変われば検索エンジンの評価に影響しますし、印刷物や名刺に刷り込んだあとでは変更コストが跳ね上がります。 「あとで変えればいい」が通じないからこそ、事前に納得感を持って選びたいところです。
視覚的に確認できれば、決断の助けになるのでは?
ドメイン選びが難しい理由のひとつは、文字として候補を眺めているだけでは「実際にどう見えるか」がイメージしにくいことではないかと思います。
- 候補のドメインが実際にブラウザのアドレスバーに表示されたら
- SNS でシェアされた OGP カードのドメイン欄に入ったら
そんな視覚的なプレビューがひとつあるだけで、判断材料が増えるはずです。
そこで作ったのが Domainscape です。
Domainscape とは
Domainscape は、ドメイン名を入力すると、そのドメインが実際の利用シーンでどのように見えるかをプレビューできるツールです。 ブラウザや SNS、検索結果など、9 つの場面のモックアップが即座に表示されます。

使い方は次の 3 ステップです。
- 確認したいドメイン名を入力欄に打ち込む(例:
example.com) - 「プレビュー」ボタンを押す
- 各種モックアップで見え方を確認する
別の候補と比べたいときは、入力し直すだけでプレビューが即座に切り替わります。
9 種類のプレビューで字面をチェック
1. ブラウザのアドレスバー
PC ブラウザのアドレスバーに URL が表示された状態のモックアップです。 ドメインの長さや英字の組み合わせが、実際の URL としてどう映るかを確認できます。

2. OGP リンクカード
SNS でシェアした際に展開されるリンクカードのプレビューです。 X (Twitter) スタイルと Slack / Discord スタイルの 2 種類を確認できます。 ドメイン名はカードの隅に小さく表示されることが多いので、短くスッキリしたものほど印象がよくなりがちです。

3. Google 検索結果
Google の検索結果ページに表示された際のイメージです。 サイト名・URL・タイトル・スニペットが並んだ状態で確認できます。

4. メールの署名欄
メールの署名欄に URL やメールアドレスが記載された状態のプレビューです。
taro@yourdomain.com のようなメールアドレスの見え方もあわせて確認できます。

5. スマホ(Safari)での表示
iOS の Safari ブラウザのアドレスバーモックアップです。 PC とモバイルでは表示の雰囲気が大きく異なるため、両方確認しておくと安心です。

6. ブックマークバー
ブラウザのブックマークバーに登録された場合の見え方です。 YouTube や GitHub など他のサイトと並べた状態で表示するため、相対的な長さ感を把握しやすくなっています。

7. Slack メッセージ内のリンク
Slack のチャット上でリンクを貼った際に展開されるプレビューです。 チームへ URL を共有したときのイメージを事前に確認できます。

8. よくあるページの URL 一覧
トップページ・会社概要・ブログ記事・ログインページなど、よくあるパスを付加した URL と、それぞれの文字数を一覧で確認できます。 個人的にはイチオシ。
ドメインへ全部詰め込んだつもりでも、パスが付くと URL が思ったより長く感じることがあります。 そのイメージのズレを、取得前に確認できます。

9. 名刺 / フライヤーでの印字イメージ
名刺やフライヤーなどの印刷物に URL を載せた際のイメージです。 QR コードと並べたレイアウトで表示されます。

URL からドメインを復元できるので、チーム間での共有もできる
ドメインを入力してプレビューを開くと、ブラウザの URL に ?domain=yourdomain.com という形のクエリパラメータが自動で付与されます。
その URL をコピーしてチームメンバーや意思決定者に送れば、同じプレビュー画面をそのまま共有できます。 「このドメイン候補、どう思いますか?」という確認のやり取りが、リンク一本で完結します。
スマートフォンなど対応デバイスでは、共有ボタンからネイティブの共有メニューを使うこともできます。

おわりに
Domainscape はニッチなツールですが、ドメイン選びで悩んでいる方の決断を少しでも後押しできればと思い作りました。候補のドメインがいくつかある方は、取得前にぜひ一度試してみてください。